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蒲田 熟女の風俗最終章 60(1件)

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#689匿名

バグを起こした脳の深層で、不快な高音が響き始めた。 (……あはは!最高すぎるんだけど!) (……マジで体臭キツかったよね、あの生ゴミ!) 遠く離れた繁華街の居酒屋で、風俗嬢たちが自分を肴にジョッキを叩いて大爆笑している——その容赦のない、刃物のような笑い声が、なぜか施設の薄暗い天井から降ってくる。 「あ……あ、う……」 純一の喉から、ひび割れた声が漏れた。 幻聴だと否定したかった。いつものように「それ、俺の偽物でつね」とすっとぼけたかった。しかし、動かない肉体と崩壊していく脳は、その防衛反応すら許さない。 (嘘じゃない……本当に言われてる……俺、あいつらに、心の底から気持ち悪がられてたんだ……) ネットの向こうで自分を「大物」と慕ってくれるファンなど、最初から一人もいなかった。 いたのは、自分の書き込みを冷笑するネット民と、自分の存在そのものを「生ゴミ」として処理し、今この瞬間も笑い話にしている女たちだけ。知ったかぶりのメッキは完全に剥がされ、残ったのは、1円の価値もない「佐藤純一」という老いさらばばった肉体という現実。 (やめてくれ……笑わないでくれ……俺は、Jでつ……Jでつなんだ……) 脳裏に響く笑い声は、さらに体積を増していく。 ひなの笑い声。美咲の嘲笑。レイカの侮蔑。それが何十人、何百人もの風俗嬢たちの声となって重なり、彼の耳の奥を、鼓膜を、脳細胞をズタズタに引き裂いていく。 「ぎ、い……!」 恐怖に顔を歪め、純一は残された左目で必死に部屋を見回した。 しかし、視界に映るのは冷たいコンクリートの壁と、自分を無視して眠る同室の老人だけ。スマホを叩き割ることも、耳を塞ぐこともできない。 動かない体という名の脱出不可能な監獄の中で、彼は逃げ場のない「現実の評価」に永久に晒され続ける。

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